クロスより優秀な壁材
50 years of maya
日本で一般的に使用されるビニールクロス貼りの部屋と塗り壁と言われる珪藻土の壁との違いは、簡単に早く施工ができ低価格で求めやすいところにポイントがあります。ですので、
・壁を綺麗にリフォームしたい。けど、ここは、費用をかけたくない。
・安い値段で いつでも交換できるようにしたい。
・いろいろな柄や色を楽しみたい。
というケースでは、種類も豊富なクロス貼りがおすすめできます。機能性では、湿気がこもりやすかったり、反対に乾燥したりしますので除湿器や加湿器などの を使い、室内の調湿コントロールを おこなうようにします。
クロスというのはもともとは『布』という意味。さて、みなさんはクロスにどんな印象をお持ちでしょう。また、塗り壁と呼ばれる珪藻土や漆にはどんな魅力があるのでしょうか。では、クロスからご紹介していきたいと思います。
クロスは、ルネサンス時代の生活の知恵が生みだした空間を彩るものでした。
18世紀の初頭のブルジョア層の間では、屋敷の壁に大きなタペストリーを掛けるインテリアが大流行しました。この頃、ガラスには高額な税がかけられとても高価なものになってしまうため窓ガラスの普及していなかった時代でもあるので、開口部の窓には木戸を取りつけられていました。このため、タペストリーがカーテンとしての間仕切り、また美しい色と柄で部屋を彩るインテリアとして機能美を兼ね備えたアイテムでした。
しかし、タペストリーは織物ですのでこれも大変な高級品。庶民の薄暗い部屋を彩るためには、木版の版画を紙に印刷しそれを貼るといった印刷技術の応用をもとに人の知恵によって考案されたのが壁紙(クロス)の原型になりました。ですので最初の頃クロスは、木版に草花や鳥や動物、自然の風景や農村の風景や建物などを描きプリント紙に刷ったものを壁に貼りつけたものが壁紙の始まりです。
また、富裕層の中には羊の皮などを部屋の壁紙に使っていたところからも、クロスは高級なイメージがありましたが、現在日本で9割と言われる主流なクロスは、クロスという名前だけを引き継いだ塩化ビニールクロスです。
では、塗り壁の魅力はどういったところにあるのでしょう。
大きな特徴は、天然・自然素材であること。化学物質は入っていません。
そして、
・湿気をコントロール
・カビ・ダニの発生を防ぐ
・空間の嫌なニオイを消臭・吸着
・壁に頑丈・耐火性
・防火・断熱性など
自然素材ならではの優れた機能性があり、室内での空調機器不要です。
この機能性は、クロスと比較すると断然珪藻土が優秀である壁材であることがわかります。
そしてなにより大きな違いは、デザイン製品のプリントか左官職人が仕上げる壁の模様・デザインは すべて「手仕事」であることです。こちらは、mayaの内装でご紹介します。