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日本の四季と雨のみちのデザイン
敷地の周辺は住宅が建ち並ぶ住居地です。心からくつろげる住空間を実現するため、また長く住み継いでいくため、しっかりとした住性能を持つ住まいを希望されました。左官職人の技で引かれた塗り壁の重厚感あふれる外壁が調和した落ち着いた枯茶の趣あるモダンな外観です。2階の大開口から自然の光と風をとりいれることができ、一部吹き抜けに なった高さのある空間には、のびのびとした開放感が満ちあふれています。1階の新和室は、リビング、ゲストルームとして使われている囲炉裏ですが、お取り寄せになられた砂を敷き詰めるなど、すみずみまで本物志向のこだわりが込められています。そして、雨の多い日本の気候を活かした雨文化の創造を考慮し住まいに提案しています。軒先の雨の切りとシャープな軒先のラインを美しく見せる真屋のデザインは雨樋を意識的に外し、屋根からできる限りシンプルにつくり、廻り道をせずに地に帰る設計です。
猫と囲炉裏
雨垂れ
雨垂れ
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